アジャイルマネジメント

DevOps時代のアジャイルな組織作り

© 長沢智治 講演日 (レッツゴーデベロッパー2022) 全 47 ページ 2026-10-20 公開 v1(最新版)

5 ページ:長 沢 智 治 @tnagasawa サーバントワークス株式会社 代表取締役 DASAアンバサダー 現職: キャリア: エンジニア 改善コンサルタント エバンジェリスト プロダクトマネージャー

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この資料について

DevOpsというお題でアジャイルな組織づくりを仮面ライダーシリーズの歴史とともに伝えたセッション資料です。

全ページのテキスト
  1. p.1
    © 2022 Servant Works Inc. DevOps時代の アジャイルな組織作り 〜 変 真 の世界 〜 通りすがりのエバンジェリスト 長沢 智治 feat. 仮面ライダー
  2. p.2
    本セッションは個人の考察に基づいており、 内容全般に対する一貫性と有用性をなんら保証できるものではない。 ただ、ただ断片的であっても、諸君の心に、知識に、経験にとって、 よきナニカをお届けできたら幸いである。
  3. p.3
    本日の話し手
  4. p.4
    長 沢 智 治 • ソフトウェア開発現場および、ビジネス企画の業務改善コンサルタント/コーチ • ビジネス戦略および、マーケティング戦略のアドバイザー • 講演・執筆・翻訳・監訳 @tnagasawa
  5. p.5
    長 沢 智 治 @tnagasawa サーバントワークス株式会社 代表取締役 DASAアンバサダー 現職: キャリア: エンジニア 改善コンサルタント エバンジェリスト プロダクトマネージャー
  6. p.6
    今回のお話しは!? ַ娖〷 ע㷕 ךהׁ醱꧟ ְꡙ 㢌⻉ח黝䘔ׅ穈籼
  7. p.7
    © 2021 Servant Works Inc. 歴史から学ぶ ラ イ ダ ー と 怪 人 と ぼ く た ち と 仮面ライダーの
  8. p.8
    50年の軌跡 1970 1980 1990 2000 2010 2020 SHOWA HEYSAY/REIWA 昭和 平成 平成 令和 © 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
  9. p.9
    SHOWA(仮面ライダー / 1号2号) ショッカー 統制型組織 ライダー 自律分散組織 © 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
  10. p.10
    ゲルショッカー ライダー SHOWA(仮面ライダー / 1号2号) 統制型組織 自律分散 プロジェクト 組織 © 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
  11. p.11
    デストロン ライダー SHOWA(仮面ライダーV3 / V3とライダーマン) 自律分散 組織 統制型 階層組織 ミドル マネジメント制 © 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
  12. p.12
    ゲドン ライダー ゼロ大帝 モグラ怪人 SHOWA(仮面ライダーアマゾン / アマゾンライダー) 自律分散 個人 共同統制型 委譲型組織 競合の出現 ガバナンス © 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
  13. p.13
    SHOWAの特徴 • ライダー: • 改造人間(ハードコーディング): 人間でなくなった • 脳(ソフト)は改造を免れた • 「おやっさん」というサーバントリーダーがいる • 自然と協力者や共通の目的を持ったメンバーが揃ってくる © 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
  14. p.14
    SHOWAの特徴 • 敵組織: • 目的が明確: 世界征服 • 統率者(支配者)が明確 • 戦略が硬直化し、細部(ライダー)に固執 • 階層構造 • リソースを補充(改造して) • 更迭と後任 • (ライダーという)予測不能な変化に弱い
  15. p.15
    HEYSAYの特徴 • ライダー: • アイテム(ベルト)で変身、ジワジワと変化することも • 変化に適応(フォームチェンジ) • 脱・人間ルート、卒業ルートもある • 「おやっさん」という居場所がある(いちおう) • 自然と協力者や共通の目的を持ったメンバーが揃ってくる • 2号ライダーと対立し、協力しあう(※一部例外あり) © 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
  16. p.16
    HEYSAYの特徴 • 敵組織: • 目的が不明確: ゲーム、妹、娘、街、欲望(存在)、強さ、支配 • だが、目的に貪欲 • ライダーを敵視していない(利用したり、邪魔なだけだったり) • 統率者(支配者)が不明確・変動・不在 • 階層型組織を構築すると、崩壊する • リソースが常に不足気味 • 予測不能な変化を意にしない(こともある)
  17. p.17
    © 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 HEYSAY は複雑
  18. p.18
    © 2021 Servant Works Inc. 複雑さとの闘い 実は敵との闘いではなく、複雑さと闘っていたのではないか
  19. p.19
    ビジネスとITにおける50年の軌跡 SHOWA HEYSAY/REIWA 昭和 1990s 2010s2000s 2020s IT 便利 IT 不可欠IT 有効 IT コア IT はコストセンター IT はビジネス戦略 ビジネス IT 1980s1970s IT 限定的IT 高価 IT は関係ない 平成 令和 © 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
  20. p.20
    悪の組織の反省点 仮説主義 経験主義 正解主義 予想主義 統制管理 分業主義 分散リーダーシップ 協業主義 仮面ライダーという不確実性への意思決定を誤った
  21. p.21
    問題領域による意思決定と対処 煩雑 complicated 明確 clear 複雑 complex 混沌 chaotic 無秩序 disorder 既知の未知 不可知の未知 既知の既知 未知の未知 改善の積み重ね 崩れる パターン スウォーム
  22. p.22
    ライダーの思考(OODAループ) 方向づけ (O) 意思決定 (D) 行動 (A) 観察 (O)外の世界
  23. p.23
    クネビンとOODAループ (O) (D) (A) (O) (O) (D) (A) (O) (O) (D) (A) (O) (O) (D) (A) (O) 明確 煩雑 複雑 混沌 出典: 『The Flow System: The Evolution of Agile and Lean Thinking in an Age of Complexity』
  24. p.24
    ライダーの勝因 外部の変化速度が、組織内の変化速度を上回っているのであれば、 その組織の終わりは近い。 GE 元CEO ジャック・ウェルチ
  25. p.25
    © 2021 Servant Works Inc. 変化に適応する組織 ライダーの世界から学び、組織を破壊し、チームを繋げ!
  26. p.26
    変化に適応する考え方へのシフト • Who: 適切なメンバーシップとリーダーシップ • Why: 顧客理解と誰もが理解できるミッション化 • How: どう価値を作るのか • What: 何をするのか、何をしないのか 『Professional Agile Leadership』
  27. p.27
    変化へ適応するための取り組み方 複雑な問題の案件 プロジェクト組成 やり方の確立 複雑な問題の案件チームを組成 課題解決の フレームワーク を学習 ■避けるべき進め方(リソース効率性 / アベンジャーズパターン): ■奨励すべき進め方(効果性と反応性 / スーパー戦隊パターン):
  28. p.28
    変化に適応するための目標設定と予測 価値 時間 頻繁な検査(期間固定が望ましい) 遠位ゴール 近位ゴール アウトカム の計測
  29. p.29
    ワークグループよりチーム ワークグループ チーム 目的は結果の総和 それぞれのやり方 それぞれの作業と関係性 共通の目的 やり方を共有 共同作業と相互補完関係
  30. p.30
    DevOps チームと呼べるのかという「問い」 ビジネス 開発 運用 プロダクト A プロダクト B ビジネス 開発 運用 プロダクト A プロダクト B ビジネス 開発 運用 プロダクト A プロダクト B プロジェクト型 (活動焦点型) プロダクト型 (目的焦点型)
  31. p.31
    生物的組織 • 「指令がなくても、隣の細胞や仲間に適応できる」 • 自己設計 → 自己管理 → 自己組織化 • 意図と環境で育成するもの!? • 野生と養殖どちらがよいのか、優れているのか • 「半分だけ正しい」にふりまわされない • 事例やベストプラクティス • コンテキスに応じた意思決定と対処をするしかないのではないか • 事実はなにか
  32. p.32
    チームを阻むもの 重加速現象 「組織重力」や「礼節の科学」など 組織や制約により十分なチカラを発揮できない状況 通称「どんより」として恐れられている
  33. p.33
    クネビンの複雑系におけるサブシステム 出典: Cynefin のづスノーデン(稚訳: 長沢智治)
  34. p.34
    チームを解き放つ「制約」 - Boost アイテム Enabling Constraint チームや仕組み、事象が、実現可能になるための「制約」のことで、 自律的に意思決定を行いつつ、望ましくないアウトカムを防ぐために境 界内で機能する活動を行えるようにすること。付加価値のことを指す。
  35. p.35
    リーダーの意図 出典『More Effective Agile 〜 “ソフトウェアリーダー”になるための28の道標』 静的な成果 断片的な成果 強制的な成果 明確なビジョンに 基づく成果 低い 高い 低い 高い目 的 の 明 確 さ チームの自律性 熟達
  36. p.36
    チームを成長に導くリーダーシップ 出典: 『The Flow System: The Evolution of Agile and Lean Thinking in an Age of Complexity』 外部リーダー 《指示的》 外部リーダー 《循環的》 外部チームリーダーと内部チームリーダー 内部チームリーダー 内部複数チームリーダー シェアドリーダーシップ リーダー リーダー リーダー リーダー リーダー リーダーシップ リーダーたち
  37. p.37
    リーダーシップは「事件」で覚醒する! チームメンバー❶ チームメンバー❷ チームメンバー❸ リーダーシップの芽生え ゴールの達成 出来事・事件 出来事・事件 出来事・事件 リーダーシップの譲渡・転換 リーダーシップは、実践でしか育成できない 出典: 『The Flow System: The Evolution of Agile and Lean Thinking in an Age of Complexity』
  38. p.38
    チームを育てる、スケールさせる、チームの境界を広げる チームは目的に対するフラクタル構造 プラクティスコミュニティ(CoP) ナレッジとネットワーク CoP
  39. p.39
    そのとき、不思議なことが起こった! • 内部の不思議なことは、制御できる • 変化に適応する / 変化の兆しをキャッチする(見聞色) • 外部の不思議なことは、制御できない • 重加速現象は、防御する(事実ベースで理解を促す) • 結果は予測が難しいのでアウトカムを計測し続ける
  40. p.40
    Flow Guideによるフローの三重らせんより • 三重らせん • 複雑性思考 • 分散リーダーシップ • チームサイエンス 出典: 「フローシステムガイド」
  41. p.41
    複雑性思考(からの抜粋) • センスメインキング • 会話・識別・内省・手がかり・更新・妥当性・行動 • ウィークシグナル検知 • 「変化の兆し」を早期に発見する方法 • 制約マネジメント • 「有効にする制約」(Enabling Constraint) 出典: 「フローシステムガイド」
  42. p.42
    分散リーダーシップ(からの抜粋) • アクティブリスニング (積極的傾聴) • フォロワーの問題を聞き、相互作用する • リーダーの意図 • ウォードリーマップ • 複雑系ファシリテーション • 自己組織的なファシリとアンラーニング 出典: 「フローシステムガイド」
  43. p.43
    チームサイエンス(からの抜粋) • チームワークトレーニング • 人間中心設計とチームデザイン • ゴール設定と状況認識、認知形成 • 被影響条件(Influencing Conditions) • チームが制御できない状況を知る • マルチチームシステム(MTS) • 共通の上位ゴールを目指す複数チームの仕組み 出典: 「フローシステムガイド」
  44. p.44
    変化に適応して、変わっていけるチームと組織 • チームに余白と権限と責任を保たせる • フォーマルとインフォーマル • ミッションとコミュニティ
  45. p.45
    さぁ、お前の罪を数えろ!(ふりかえり) © 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 • やったことの罪 • やらなかったことの罪 • 数えられなくなるまで放っておかない
  46. p.46
    事実
  47. p.47
    提供 ご参加くださり、誠にありがとうございました アジリティに関する導入・定着化支援サービス、研修サービスを提供いたします contact@servantworks.co.jp

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